2006年度第3回、実用英検1級合格!

米子校
熊谷百花さん (高1)
物心ついた頃から、お母様と海外の絵本を読むなどして英語に触れてきた百花 さん。興味を持って繰り返し読み続けた絵本や、ナチュラルスピードに耳を慣らすために毎晩見つづけた洋画と、英検という試験のためだけでなく幼い頃から普段の生活の中で興味を持って英語に触れてきた事が大きな力になり、中学3年生で見事英検1級に合格しました。そこに至る経緯の中で、百花さんの英語力は、どのように伸びて行ったのでしょう。ご本人、お母様、担当の先生にも、コメントを寄せていただきました。
インタビュー
- 3級から1級合格までの勉強方法を教えてください。
- 私は、主に、過去問題とターゲットを中心に勉強していました。長文問題を解く際、内容を確認しながら、難しい箇所を重点的に勉強していたので、単語を速く覚えることができました。また、リスニングのスピードに慣れるため、中学1・2年生の時に、洋画をたくさん観るようにしました。未だに字幕なしでは全てを理解できるという程ではありませんが、そのおかげで、センター試験のリスニング程度のものなら、時々満点を取られるまでに成長しました。私にとって、準一級・一級での最大の難関だったのは、何と言ってもライティングでした。以前の私は、作文・感想文などの長い文章を書くことが、とても苦手でした。しかし、アミティーの先生方に添削指導してもらいながら、苦手なりに文章を作っていくうちに、徐々にコツをつかんでいくことができました。そして、本番でも、なんとか指定字数内で書けるほどになりました。二次試験の面接においても、外国人の先生方とのグループレッスンのおかげで、本番でもリラックスでき、とてもよかったと思います。さらに、高校入試でも、英検勉強、ライティングの練習のおかげで、国語の作文も書けるようになっていました。また、実力テストの際も、大いに助かりました。このようなことも含め、中学生のうちに、一級に合格できて本当に良かったと思っています。
- これから英語をどのように使っていきたいですか?
- 最終的には、英語力をもっと磨いて、私の英語力が人の役に立てればいいな、と思っています。
- 将来の夢を教えて下さい。
- 特にまだ決めていませんが、今の時点では、国家公務員志望です。また、海外で暮らすことも考えており、さらに、老後はスウェーデンで暮らしてみたいので、いずれ、スウェーデン語も学びたいとも思っています。
北崎先生からのコメント
百花ちゃんとの出会いは彼女が小学校6年生の時でした。当初は英検3級合格を目指してレッスンをスタートしました。単語は地道に覚えてもらい、毎回のレッスンで確認をしました。 直ぐに、百花ちゃんの力が発揮され、3級、準2級はダブル受験合格、次に2級とスムーズに合格へと繋がっていきました。小学校6年生の秋から準1級に取り組みましたが、準1級からは壁も高く、英作100語というものもあらたな挑戦となり、レッスン中では英作のライティングを中心に行っていきました。当時はテストが改正をされて間もなかったため、 過去の問題も少なかったので、 英字新聞や他のライティングのテストも参考にし、また同じ問題にも何度と挑戦をし、より良いものが書けるように練習を重ねていきました。 準1級、1級のテストでは何度とトライをして、1点差で涙を呑んだこともありましたが、それでも百花ちゃんは諦めず、前向きに頑張り、それが中学3年生で英検1級合格いう素晴らしい結果に繋がったのだと思います。現在は、志望大学合格に向けて、英作を中心に一緒にレッスンで頑張っています。
担当教師 北崎 芙未
お母様からのコメント
娘が、本格的に英語を始めたのは、小学校高学年からです。小さい時から、ビデオやテープを聴かせ、アミティーにも1年通いましたが、歌も簡単な会話さえも覚えることはありませんでした。しかし、英語をやらない訳にもいかず、どうすればいいのだろうかと考え、日本語のように、赤ちゃん用の絵本からやり直してみることにしたのです。英語の絵本は色鮮やかで美しく、内容も、大人が読んでも面白いものが多く、娘もなんとか興味を持ってくれました。どれだけ読んだのか、数ははっきりしませんが、たくさんたくさん一緒に読んだのを覚えています。中でも、カエルくんの本は気に入って、そのシリーズで基礎的な英語の力を身に付けたのだと思います。好きだということ、興味を持つということが、学ぶ上で一番効果的なのだと思いました。また、これ以上のことはないと思います。そして、ある程度の英語力が身に付いたところで、生の英語に触れさせてみようと思い、英会話教室を渡り歩くうち、やはりアミティーかなと思い訪れたところ、マネージャーの方が丁寧に、分かりやすく、英検の話をしてくださり、英検には全く興味がなかったのですが、知り合いのお母様が英検のお話をされていたのを思い出し、娘にもやらせてみることにしました。それからは、北崎先生がとても上手に娘のやる気を引き出し、また、その状態を持続させて下さりました。私は、英検の問題集を買ってきて、そばで一緒にやり、また、その頃は、娘も小学生・中学校低学年だったので、時間もたくさんあったので、級が上がると、洋画のビデオをたくさん借りてきて、一緒に毎日夜遅くまで観ていました。しかし、一級の時には、問題集が少なかった為、大学入試の問題を少しだけやらせてみました。この時にはもう、高校受験も控えていたので、英検の準備はアミティーでのみというのが実情でした。しかしながら、何度も受験し続けるというのも、難しさやパターンになれる事ができ、よかったのではないかと思います。そして、やはり、子供に英語を学ばせるのに大事だと思ったことは、第一に、英語を好きにならせてあげることだと思います。さらに、日本語同様、毎日の生活の中に英語があるよう工夫してあげることだと思います。また、娘は、日本語がとてもしっかりできていましたので、英語を学ぶ時にも、そのことが非常に楽であったと感じました。またさらに、英語を学ぶことで、日本語がさらに深まったようにも思います。年齢によらず、勉強という形ではなく、生活や文化の違いなど、肌身で感じ取れるような、人間が言語を習得する自然な形に近い方が、結果的には良いように思いました。